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海南博鰲楽城国際医療観光先行区
海南博鰲(ボアオ)楽城国際医療観光先行区(以下、「先行区」という)は2013年2月28日に国務院の承認を受けて設立され、九つの優遇政策を実施している。先行区では特別許可医療・健康管理・リハビリテーション・美容医療などの国際医療や観光に関連する産業が試行的に展開され、海南自由貿易区(港)建設の先行区と位置づけられている。
先行区は海南省瓊海市嘉積町と博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの中心地区の万泉河の畔に位置しており、博鰲空港まで約7.3キロ、博鰲リニア駅まで約3.7キロである。
楽城先行区の位置づけは、国際医療観光地、先端医学研究・開発・転化基地、国家レベル新医療機関集積地である。計画範囲は北西の東環鉄道から南東の楽城島までで、総面積は約2090.13万㎡である。
先行区の建築用地の総面積は約297万㎡である。その内、医療用地の建設面積は約186万㎡、研究・開発用地の建設面積は約65万㎡、特色ウェルネス用地の建設面積は約34万㎡、レジャー・療養用地の建設面積は約12万㎡、医療用建築の総規模は407万㎡に達する。
将来、先行区内の就職人口は2.85万人に達し、総人口が4.45万人に達する見込みである。新しく開発されたこの地には計12000床が設けられ、その内、臨床医学用のベッド数は9300床、理学療法用のベッド数は1700床、レジャー・療養用のベッド数は1000床である。
現在、先行区では既に16つのプロジェクトが着工しており、その内9つの医療機関が運営を開始している。医療システムは漸次完備されており、腫瘍治療・妊娠出産補助・美容医療・幹細胞研究などの分野で初歩的な産業集積が形成されてきている。また、51の院士チームを引き入れ、医療技術・設備・薬品の面で国際的に進んだレベルを初歩的にではあるが実現した。
三大核心産業:医療サービス(総合病院・専門病院・スーパー病院・スーパー中国医学病院)、応用展示通路(展示センター・保健品免税店・医薬品と医療機器の流通)、リハビリテーション(中国医学療養・亜健康回復センター・睡眠管理・精神ウェルネス)
三大派生産業:科学研究・教育(医学院・看護学院・オンライン教育プラットフォーム・スマート教育プラットフォーム)、商業・展覧会(医薬品と医療機器のイノベーション展示・国際医療会議・臨床協会会議・賃貸マンション・ホテル・事務棟)、体験・観光(体験型観光・海外旅行・共産党史跡観光)
三大プラットフォーム:政策プラットフォーム、産業連盟プラットフォーム、資金プラットフォーム