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中国幹細胞集団海南博鰲附属幹細胞病院

アップデート: 2020-07-28 L M S

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2018年7月に完成した中国幹細胞集団海南博鰲附属幹細胞病院(以下、「幹細胞病院」という)は、JCI(国際医療施設認定合同機構)基準に沿って建設された、血液疾患の治療を主とする総合病院である。中国幹細胞集団は中国の上海・海南・重慶・江蘇・香港などに拠点を設立し、全国展開している。同集団に属する中国特別血液銀行はすでに中国最大規模の公共幹細胞バンクをつくり、幹細胞移植数は4200例を超えており、国内では他に例を見ない。

幹細胞病院は総建築面積が2万6560㎡、業務用建物の床面積が2万1375㎡で、A・B・Cの三つのビルから構成されている。各エリアには医療・科学研究・事務処理などの機能が備わっており、その中でも、医療エリアにはクラス100の無菌層流病室が100室と通常の病床が235床設けられている。また、MVE1900シリーズ気相液体窒素保存容器・クラス100の無菌層流病室・プログラム制御冷房設備・安全キャビネット・超低温冷凍庫・微生物検査システム・大容量遠心分離機・細菌培養箱・Bio-Rad ChemDoc化学発光法イメージングシステムなどの医療設備や科学研究設備が備えられている。