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海南省、国内旅客の免税購入枠を年間10万元に引き上げへ

作者: 张一| 新華社| アップデート: 2020-08-04 L M S

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29日、海口市の日月広場免税店の従業員(中央)。(海口=新華社記者/郭程)

【新華社北京6月30日】中国の財政部や海関(税関)総署、税務総局は29日、「海南離島旅客免税商品購入政策公告」を発表し、国内各地から同省を訪れる旅客の輸入製品免税購入枠を7月1日から1人当たり年間10万元(1元=約15円)に引き上げるとした。

今回の免税政策は航空機や列車、船舶で同省を離れる旅客が対象に金額や数量、品目を制限して実施される。回数を制限しない。同省から境外(外国と香港、マカオ、台湾各地区)へ出発する旅客は対象とならない。

財政部関税司の担当者によると、免税枠を3万元から10万元に引き上げたほか、電子製品など7品目を新たに追加した。1点当たりの免税限度額(8千元)も撤廃した。購入枠の管理を主眼とし、1回の購入数を制限する品目を大きく減らし、化粧品や携帯電話、酒類などに限定した。

同省では2011年4月から免税政策を試行しており、良好な成果を収めている。19年末時点の統計では延べ1631万人の旅客が免税品を購入し、売上高は累計538億元に達している。

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29日、海口市の日月広場免税店で買い物をする人たち。(海口=新華社記者/郭程)