ホーム>ニュース

博鰲研究型病院(プレ運営)、海南省人民病院楽城院区が正式に運営開始

アップデート: 2020-10-09 L M S

8月18日、博鰲研究型病院(プレ運営)、海南省人民病院楽城院区が正式に運営を開始した。出来る限り早く先行区に公立病院を引き入れて特許病院を設立するという国の求めに応じ、システム形成を加速して学科運用能力を満たすため、博鰲研究型病院へ事前に人材誘致・プロジェクト研究、また、博鰲楽城園区内の医療機構にファーストエイドなどの公共プラットフォームを提供しようと、海南省人民病院はメディセル国際医療センターと共同で博鰲研究型病院のプレ運営を開始し、海南省人民病院楽城院区を設立させた。

概算統計によると、毎年、中国には少なくとも50万人の患者が海外での治療を選び、治療費は極めて高い。また、多くの患者が国内の医療技術レベルの限界により、タイムリー且つ有効な治療を受けることができなかった。海南省人民病院の党委員会の趙建農書記は、博鰲研究型病院がプレ運営開始後、海南臨床リアルワールドデータ応用予備実験の推進に伴い、患者たちの医薬品・医療機器へのニーズに応えられる、と述べた。

博鰲研究型病院(プレ運営)、海南省人民病院楽城院区は三つの役割を果たすと見込まれる。第一に、博鰲楽城に導入される公立病院として、園区に救急や重症に対する保障公共サービスのプラットフォームを、先行区に医療公共サービスのプラットフォームを提供する。第二、新薬・技術・医療機器の予備実験を展開する。第三、特別許可医薬品・医療機器の臨床応用やリアルワールドデータの研究を展開し、国内未販売の医薬品・技術・医療機器の使用に関する臨床研究を行い、国内での登録申告を加速する。

同病院の完成後は、国家リアルワールドデータ研究センターとして、全国の医薬品・医療機器審査制度の改革に助力する予定である。

海南省人民病院の姜鴻彦院長は、今後、病院はプレ運営に基づいて、特別許可医薬品・医療機器の臨床応用やリアルワールドデータの研究を展開し、園区に安定的な公共サービスプラットフォームを提供すると述べた。