シーメンス・ヘルシニアーズのコリンダス最新型CorPath GRXインターベンションロボット

2021年3月、博鰲楽城先行区の特許政策の支持を受けて、中国科学院院士で復旦大学附属中山病院葛均波教授とそのチームは博鰲スーパー病院で中国初の経皮的冠動脈インターベンション（PCI）を補助するコリンダスを使ってPCI手術を成功させ、業界の幅広い関心を引き起こした。

コンソールを操作する葛均波院士

コリンダスはインターベンション手術に用いられ、手術中に医者と患者が受ける放射線量を低減させ、手術操作の精度を向上させ、手術中の医者と患者との接触を減少できる。従来の手動によるインターベンション手術と比べて、コリンダスは根本的に改善された先端医療技術である。コリンダスは2020年第3回中国国際輸入博覧会で中国で初めて正式に発表された。

この最先端の医療技術を一日も早く中国の患者や医師に届けるため、シーメンス・ヘルシニアーズは革新的な医療機器のための特別審査プロセスを積極的に申請した。最近、革新的医療機器審査オフィスが主催した審査申請専門家審査会で、シーメンス・ヘルシニアーズ中国エリアチームは、アメリカのコリンダス本部のチームメンバーとリモート接続し、コリンダス製品の安全性や有効性について審査員たちに詳しく説明した。

また、博鰲楽城での最初の手術の執刀者として、葛均波院士のチームの李晨光教授が審査会に参加した。実際の手術操作体験と技術的なディテールを披露し、薬品監督管理局の審査の専門家たちの質問に答えた。最終的に、コリンダス製品はイノベーション申請を通過した。