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世界初のヒト抗体ハイリスク神経芽腫治療薬DANYELZA®が楽城で初投薬

アップデート: 2021-08-16 L M S

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初の治療例となった小児患者と医療チームとの記念写真

SciClone社はアメリカY-mAbs社と無期限の独占ライセンス契約を締結し、世界初の抗GD2ヒト抗体DANYELZA®を導入して、海南省の博鰲楽城国際医療観光先行区でに最初に応用した。最近では、復旦大学附属小児科病院が中心となり、海南省婦人児童医学センターと協力して、海南省婦人児童医学センター楽城分院で、DANYELZA®免疫治療の中国初となる投薬を成功させた。

神経芽細胞腫は交感神経系の悪性腫瘍であり、小児における最も一般的かつ致命的な頭蓋外腫瘍でもある。以前、中国ではDANYELZA®の販売が承認されていなかったため、標的免疫療法を受ける必要がある患者とその家庭は、海外へこの抗GD2薬治療を受けに海外に渡航しなければならなかった。

復旦小児科病院と海南分院、海南省婦人児童医学センター楽城分院、博鰲未来病院多学科チームのオンライン・オフラインでの協力と、現場での投薬の的確なに指導により、初クールの3回の輸液を無事に終えた。3つの病院の血液腫瘍チーム・ICUチーム・麻酔チーム・看護チーム・薬学チームからなる学際的なチームが全面的に協力し、患者の安全な輸液を完全に保障した。

これから楽城先行区は、より多くの中国の患者とその家庭が生きる希望を持てるよう、医薬企業・医療機関・科学技術会社・業界仲間などと協力していく。